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緑の流域治水とは?

 流域全体を対象に、流出の抑制、氾濫流のコントロール、土地利用規制など、建造物だけのハード面だけでなく、ソフト面での対策も充実させる新しい考え方の治水対策を「流域治水」といいます。すべての場所を対象とするため、地域との協働により実施することが求められます。「緑の流域治水」はこの対策に環境的な視点を組み込んだもので、持続的な地域づくりや環境保全にもつながる治水対策です。

新しい治水対策の考え方

流域治水

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組み合わせて効果を発揮

 流出抑制対策には、貯留、浸透、蒸発散の増加、流速の低減などの手法があります。図のように地表に水を貯める、土地や砂利の中に水を貯める。地下に浸透させるなどの手法を組み合わせることによって大きな効果を発揮します。

流出抑制とは?

流出抑制とは?

自然の保水力を活かす

 また、樹木の枝葉、幹、落ち葉などによって降雨が遮断され、豪雨時においてもかなりの雨水が地表面に到達する前に保水されると言われ、最終的には空気中に蒸発して流出しません。流速の低減により洪水の量が減ることが知られていますが、今後の研究課題でもあります。

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