2022年8月27日、神瀬地区の消防団の方々とワークショップを開催しました。
日頃から大岩商店で集まりをおこなっている関係で、夜から屋外でのワークショップとなりました。大正大学の古田教授と熊本県立大学の佐藤研究員はオンラインでの参加となりました。
令和2年7月豪雨を振り返って
ワークショップはまず令和2年7月豪雨のときの様子を振り返って、どのような状況だったのかお聞きしました。
「当日の空はみたことのない赤というかオレンジの色をしていた」
「家の周りが全部浸かっている状態で、どうしようか考えて子ども用の水遊びプールで45名を避難させることができた」
「最後の救助が9時ごろだった」
「当時はテレビも映らない、電波もない状態で連絡が取り合えなかった」
それぞれの方が当日を振り返りつつ、災害当時の記憶を掘り起こしていただきました。
カメラの設置について
消防団の方々にカメラの設置についてもお聞きしました。
「定点カメラを見て、橋の欄干まで水きてますよ、と連絡したときに『見にいきます』といわれてしまった。だからカメラがあったから映像を確認できて避難の手助けになった」
「カメラの映像を遠方からも確認して、現地の状況どうですか?と確認させてもらっている」
「携帯をスマホじゃなくてアナログな人もいらっしゃるからLINEとかHPでも見られるようになるといい」
多くの意見をいただき、有用な面もある一方で「夜だと暗くてみえない」といった意見もいただいてまだまだ改良が必要だと実感しました。
消防団の方のスマホにATOMcamのアプリをいれさせていただき、今後も連携して進めていくことを確認しました。
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